風邪のつぼ
1年で一番寒く、風邪で体調を崩す人が多い季節ですね。
今回は、風邪に効くつぼを紹介します。
★大椎(だいつい)
一番大きい背中の骨、という意味でつけられたといわれています。
首を前に曲げて、一番飛び出ている首下の骨すぐ下の凹みになります。
微熱や悪寒、肩こり、首こり、寝違いなどにも使われます。
★風門(ふうもん)
「風」は風邪(ふうじゃ)を意味し、「門」は出入口を意味します。風門は、風邪(ふうじゃ)が出入るする場所であり、その侵入を防ぐ場所として、よく治療に使用しています。
大椎から骨2つ下の凹みから左右に親指二本分のところにとります。
頭痛や肩こりの緩和につながります。
★身柱(しんちゅう)
「身」は、体、体幹、「柱」は、支えることを意味しています。
大椎骨から骨3つ下の骨下の凹みにとります。
子どもの疳の虫(かんのむし)、精神不安、自律神経の乱れ、うつ、パニック障害などにも使われるつぼです。
「かぜ」のセルフケアの方法:気持ちよくあたためる
ポイントは、背中のつぼを気持ちよく温めることです。お灸は熱いと感じたら、途中でとりはずして、新しいものと取り替えます。身体の冷えが強い状態や使用するお灸の種類などで個人差がありますが、お灸の数は3、5、7個の奇数で、背中が温かくなり、肌がほんのり赤みが出るくらい続けます。
大椎・風門・身柱は背中側にあるので、お灸をする際はご家族などにお手伝いしてもらって下さい。お一人の場合、火を使わないお灸や、カイロ、ドライヤー、温かいペットボトルなどで温めるのもおすすめです。
ご不明な点などは、お気軽にお問い合わせ下さい。
愛知県一宮市大宮1-7-8
鍼灸マッサージ院はら
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